日々の給食では、市内のどの学校でも子どもたちが食べる前には管理職が検食という形で先に異常がないかを点検しています。そのときには、いつも少しだけ調理員さんと話をしています。「今日は塩ラーメンやでぇ。塩ラーメンはななかなか味にごまかしが効かんねん。ラーメン屋でも作るんが難しいラーメンやねんで。塩に、淡口しょうゆが入ってて、隠し味が酢なんやで!」「ほうほう!そうなんや!いつもの中華スープとちゃうんやね。ほんならいただきまーす!」で食べ始めました。
食べている部屋の壁面には毎日の献立表があります。いつも給食を食べるときには、「こんな味はどうやって出してるんだろう?」と思って献立表に載っている使用食材と調味料を見ています。確かに塩・淡口しょうゆ・酢が入っていました。それとは別に給食でよく使われているものとして、「だし昆布・削り節」があります。一般の家庭では多くの家庭が化学調味料で味を出しているところが多いのですが、和泉の給食は本物の「だし昆布・削り節」を使用しています。ものすごく良質なお出汁が給食には使われているのです。だから、給食はおいしいんですね。日々の給食に感謝していただきたいと思います!