2019年1月23日水曜日

ちょっといい話

 遅くなりましたが、新年あけましておめでようございます。今年もよろしくお願いします。


1月も残り10日ほどになりました。市内ではインフルエンザが猛威を振るい、学級閉鎖を行っている小中学校が増えています。幸い槇尾中学校では今のところ大事には至っていません。3年生の生徒は今日私立高校に出願に行っています。私学を受験しない生徒は午前中学校で勉強です。




 校長室で仕事をしていると、一人の先生がほうきを持って現れました。「校長先生、このほうき見てください。」というので、私は誰かがほうきを潰したのかなと思って、「誰かがやったん?」と尋ねると、その先生は「違うんです。このほうき柄のところが壊れていたので、捨てようと思っていたら3年生の男子生徒が「先生、このほうき先はまだ使えるやん。俺持って帰って修理してくるわ」と言って、家に持って帰り、ほうきに合うサイズの竹を探し、枝を落とし、磨き、先を取り付けて見事に再生してくれました。




 最近は使えないと思うと簡単に捨ててしまうことが多い世の中で、中学生の子どもがこのような取り組みをしてくれたことに、驚きとともに感動を覚えました。「槇尾中学校の子どもたち凄いやん」と思い、みなさんに紹介させてもらいました。