2019年5月31日金曜日

授業改善への取り組み

 本校では昨年から授業改善に本格的に取り組んでいます。「東海国語を学ぶ会」の石井 順治先生を講師に招き指導・助言をいただいています。新学習指導要領でこれからの子どもたちにつける学力について「主体的・対話的で深い学び」と記されています。


 生徒たちが全員前を向いて黒板を板書する授業から子ども同士が学び合う授業に変えていこうとしています。「すべての子どもの学びを保障する」ことが学校に求められています。一人の先生が40人近い生徒全員の学習を保障するのは難しいと思います。子どもたちが課題に向き合いグループでどういう対話をしているのか、子どもたちが大人になった時に他の人と一緒に学べる(仕事ができる)力をつけたいと思います。「知りたい、学びたい、できるようになりたい」という気持ちが子どもたちの中にあります。それを実現するために課題設定の工夫、授業の中での「仕掛け」を教師がつくっていくことが大切です。


 研究授業で体育のバレーボールを行いました。体育教師はこの授業で「できるだけ先生がしゃべらない」ことを意識したと言っていました。先生の声がほとんど聞こえない中で遊んだり、ふざけたりする生徒は一人もいませんでした。生徒同士が教え合い、学び合う姿がそこにはありました。まだまだ道半ばですが、この授業改善を進めていきたいと思います。







一年生校外学習

 31日(金)に1年生が校外学習に行きました。行先は「槇尾山 青少年の家」です。生徒たちにとっては校区内の施設で感動や驚きは少ないかもしれませんが、みんなで一緒にカレーライスを作りながら仲間づくりを進めていきます。


 私が現地に着いたときは、ちょうどカレーを作りかけているところでした。薪をくべる人や野菜を切る人、使い終わった食器を洗う人などどの生徒も真剣に動いていました。「この雰囲気のまま中学校生活を送ってくれたらな」と思いました。男女仲良く話し合う姿にホッとしました。


 生徒たちの作ったカレーを食べたかったのですが、戻って検食をしなければならないので泣く泣く学校に戻りました。みんなで協力できる学年になってほしいと思います。