2020年7月9日木曜日

対話による気づきと学びについて

 今日(7月9日)は朝から歯科検診で順番に保健室前に子どもたちが並んでいました。

ソーシャルディスタンスを確保しているため、子どもたちは保健室前から職員室の前まで並んでいました。

職員室前の廊下には、理科の直木先生が飼育している水生生物がいます。その前で少しだけ順番待ちの生徒と話をしました。(「並んでいるときは静かにしなさい!」を守ってないのはゴメンナサイですが・・・)











会話の内容は、

校長「このメダカ、一匹1000円ぐらいするらしいで。すごいやろ?」

生徒「うちの家もメダカ飼ってるで。」

校長「そうなん?すごいな。」

生徒「あ、メダカが動けなくなっている。」

校長「え?うそ、ホンマ?どれどれ?あ、ホンマや!動かれへんようになってるわ。」

(写真では船に例えて座礁したメダカと称しています。)

(指でピッと押してやるとメダカは無事脱出!)

校長「すごいな~、止まってると思ってたわ。よう気付いたな、全く気付かんかったわ!

ホンマにすごいな~!感動したわ!」(心がドキドキ!ワクワク!)

という内容でした。

 これからの時代を生きる子どもにとって、対象と向き合い、仲間とともに、自分はどうなのかと問い続ける対話的な学びは、確かな生きる力となり、それは社会人として生きる何年後にもつながっていくことだといわれています。

 コロナ対応でオンライン授業が最近取り上げられていますが、学校での学びで実現されるのはこのような小さな瞬間の積み重ねなのだとこの場面でも再確認することができました。

このことを教えてくれた生徒に感謝したいです。